こんにちは、ノリです。
先週から今週にかけ「あさが来た」は「あさ」と「はつ」、
それぞれの子ども進路が物語となっています。
「あさ」は勉強して知識を身につけることが、これからの
進路を選択できる「チケット」を手にしてもらいたいと考
える。
「あさ」は自ら行動して道を切り拓いて来た自負があるん
でしょう。
だから娘にも自分と同じような生き方をしてもらいたいと
願う。
そんなあさに新次郎は「あんたが船の船頭になってはいか
ん、親はいつでも帰れる港にならんと」と語るんです。
このドラマ、ボンクラ若旦那と言われていた新次郎が、要
所要所でキラリと心に突き刺さる言葉が魅力です。
ボクもそうですけど親って、子どもが転んでもケガをしな
いように、先回りして前の危ない物をどかしたり、転ぶ前
に手を出して支えてしまう。
転ぶことや失敗することで成長するなんてことは百も承知
で分かっているけど、失敗してほしくないし失敗を恐れる。
自分で帆を広げて航海に出ようとしている子どもらには、
ボクの小言はいらない風なんでしょうね。
「親」って字は「木に立って見る」でしょ。
航海に出て行く子どもを高い所から見守って、疲れたり
落ち込んだりした時に、いつでも帰れる港になりたいも
のです。
だけどね…
見守るって勇気とエネルギーがいるんですよ。
だからこそ、自分が活き活き元気にならなきゃね。